お客様インタビュー|株式会社アイワコネクト様 Glamping&Port 結(グランピング事業)|静岡県島田市
お客様インタビュー 更新日: 2024.07.21
訪れる人々と街・時・世代・縁を”結ぶ”拠点でありたい
グランピングの非日常とあの日のノスタルジーが交差する場所
地方創生のPort-港-として地方を繋げていく
事業部長 山村 宗平 様
静岡の老舗総合不動産会社であるアイワグループの、グランピング事業会社として創業した株式会社アイワコネクト様。廃校をリノベーションしたグランピング施設の電気代削減や地域貢献を目的に、太陽光発電システムを導入いただきました。
太陽光発電の導入を検討したきっかけや、今後の事業展望についてお話をうかがいました。
事業紹介
同社は、創業から半世紀以上経つ静岡県静岡市を中心に総合不動産業を展開するアイワグループのグランピング事業会社として創業されました。現在は、島田市の廃校になった小学校をリノベーションしたグランピング施設「Glamping&Port 結」を運営されています。
通常のキャンプに欠かせないテントや料理道具、食材などを準備することなくキャンプが楽しめるグランピング施設で、旧小学校という特徴を活かした体育館、プレイルーム、プールでの様々なアクティビティのほか、大浴場、ドッグラン、コワーキングスペースなども併設し、利用者様がそれぞれの過ごし方ができる施設となっています。
2022年3月のオープンから一年で約1万3,000人もの利用があり、特に若年層やファミリー層に好評です。
(アイワコネクト様提供)施設外観
(アイワコネクト様提供)施設内観
太陽光発電設備を設置しようと思った理由を教えてください
電気料金の高騰によるランニングコストの削減が目的です。
導入に際して不安や心配だったことを教えてください
実際に節電効果が出るのかが気になっていました。その節電効果が、導入コストに見合うものになるのかも同様でした。
太陽光パネル
スマートブルーを選んだ理由を教えてください
代表の塩原さんと既知の関係であったため、まず相談をしました。また、打ち合わせの段階からこちらの意向とスケジュールを把握され、顧客の立場に立った事業計画を提案してくださいました。
スマートブルーの対応はいかがでしたでしょうか
太陽光パネルの導入を検討しているタイミングで、観光庁の補助金の募集がありました。補助金申請に必要な関係書類を正確に把握していただき、申請手続きのサポートをしていただけて大変助かりました。
また、補助金の関係で事業完了期間に制約がある中で、納品に時間のかかる部材を請負契約前に手配していただくなど非常に柔軟な対応をしていただきました。
地方のPort-港-として、まちづくりや地方創生の拠点を目指す
同施設は富士山静岡空港の程近くにあって、東名高速道路のICも10分圏内にあり、交通面での立地はいい条件が揃っています。しかしながら、空港や高速道路で島田に訪れる人たちは、そのほとんどがそのまま東京や名古屋に流れてしまっているのが現状としてあります。
交通の利便性はいいのに素通りしてしまっている、そうした現状を変えるために「島田に宿泊したい!」と思える観光宿泊施設にしていきたいという思いがアイワコネクト様にはあります。
グランピングという非日常に、元は小学校だったというノスタルジックな要素を掛け合わせることで、キャンプを楽しみながら友人や家族と学生時代を思い返してみたり、アクティビティをしたりと他にない体験ができるという強みは、目的地の1つになる理由となるはずです。
(アイワコネクト様提供)校歌の残るフロント
Glamping&Port 結には、「訪れる人々と街・時・世代・縁を”結ぶ”拠点でありたい」という願いが込められています。グランピング施設には”リゾート”と呼称する施設が多くありますが、そこをあえて”グランピングポート”としたのには、港のような繋がりを作りたいという思いがあったそうです。施設内には「ローカルポート」という地域の交流スペースがあり、グランピング利用に限定せず地元の方々も活用されています。
アイワコネクト様は、同施設をグランピングに留まることなく、地域の方々と交流するポートとしても発展させていくことで、地元島田の地方創生に貢献していくことを目指されています。
(アイワコネクト様提供)上空写真