Column コラム

設置後インタビュー | 株式会社アイワ不動産様(総合不動産)| 静岡県静岡市

事例インタビュー 更新日: 2024.04.09

静岡市を中心に不動産業を営む株式会社アイワ不動産様。静岡に根差して不動産業を展開する一方で、地域貢献の理念のもと、地域コミュニティとの共生、新たな住環境の創造をテーマにシェアハウスの運営や子ども食堂支援事業を行っており、この度静岡県静岡市に新築するシェアハウスにおいて自家消費型太陽光発電システムを導入いただきました。
シェアハウス建設への思い、太陽光発電導入に至った経緯についてうかがいました。

事業紹介

当社は昭和44年に創業し、静岡県静岡市を中心に賃貸管理売買仲介、諸々の開発等を手掛ける総合不動産を営んでいます。豊富な不動産ネットワークと数多くの管理委託の受託戸数を抱え、ご利用いただける物件を数多く取り揃えています。

お役立ち精神で地域社会の発展に貢献するという経営理念のもと、多様なスタイルが求められる時代に合った様々な暮らし方の提案や、新しい取り組みへのチャレンジを続けています。
その中でも、地域コミュニティとの共生、住民同士の交流を通じた新しい住環境の創造をテーマとして、若者向けシェアハウス・シニアを中心とした多世代型シェアハウス・地域の子供たちの交流の場として子ども食堂の3つのプロジェクトが活動中です。
子供食堂は、運営しているNPO法人へ場所の提供や運営サポート、イベントの企画等の支援を2018年から行っています。

検討のきっかけは学生専用シェアハウスの仕組みに

地球温暖化の進行が進む現代において、太陽光発電の設置は必要だと感じておりました。そのような中で、今回新たに建設したアパートのシェアハウスのサービスが太陽光発電とマッチしました。そのシェアハウスでは、電気・ガス・水道・Wi-Fiの利用料金が全て賃料の中に組み込まれており、利用者にとっては実質使い放題になってます。シェアハウスで利用された分の光熱費等々は全て当社で負担する形となっています。

そのため、太陽光発電の設置を通じて、日中に発電した電気をシェアハウス内で自家消費することで電気代を削減できるだけでなく、学生たちへの環境意識の働きかけにつながることを期待しています。
シェアハウスは2月から入居を開始し、4月からは学生活動も活発になっていきます。太陽光も発電がはじまりこれからの活躍が楽しみです。

太陽光発電設置風景

学生が住む意味を見出せる物件にしたい

新型コロナウイルスが流行し、業界的にはあまり影響はなかったものの社会の変化を非常に実感しました。学校行事の中止や授業のオンライン化など、特に、人と会う機会が減って苦しい思いをしている学生を知って、何かできないかという思いから学生専用のシェアハウスを考えました。

シェアハウスの共用部分で交流の場の提供だけでなく、入居した学生たちに対する就職のサポートも行っていきたいと考えています。
そうしたきっかけは、学生と企業のミスマッチを無くしたいという思いからでした。社会に出たことのない学生さんにとって実際の現場を見て気づくことや話を聞いて興味が湧いたということもあります。そうした機会を学生のうちに経験し、業界のこと・社会のことを少しでも知ってもらうために、シェアハウスでは経営者の方を招き業界のお話をする機会を提供したいと考えています。
そうしたサービスを提供することで、「住むだけで友達ができ、就職ができる」シェアハウスとして、学生が住む意味を見出してもらえると嬉しいです。
小鹿シェアハウス
クリアス | 共用スペース

こちらの要望にフィットした提案が良かった

金額の面でもこちらの要望に答えていただけたことはもちろんですが、パネルの設置枚数においても別のシェアハウスの電力使用状況をもとに最適な設計にしていただけました。

実際運用を始めてから、大きな相違はなく設計が良かったことを実感しています。
担当の方は若いながらも、経験を積んできたであろう部分も垣間見え、こちらのタイミングに合わせて連絡をくれたりしたのでそこまで不安はありませんでした。

今後の展開

電気代の高騰が続き、自社の物件を抱えている分その影響はダイレクトに運営費に反映されます。そうしたことを考えると太陽光発電を設置して発電した電気を利用して電気代を減らしていきたいと思います。

学生専用シェアハウス「Creus-クリアス-」

クリアス

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