お客様インタビュー|株式会社シロキホールディングス様|愛知県春日井市
お客様インタビュー 更新日: 2024.08.19
愛知県名古屋市に本社を構える株式会社シロキホールディングス様。
この度、グループ会社である株式会社シロキ様が利用する春日井物流センターに自家消費型太陽光発電システムを導入していただきました。
そこで、株式会社シロキホールディングス グループ企画管理本部 企画グループ 兼 グループCSR推進室 部長の神田様に、太陽光発電システム導入の背景や設置後の感想などをうかがいました。
事業内容やグループの歩み
弊社は、持株会社として2つの子会社(株式会社シロキおよびシロキコーポレーション株式会社)を傘下に置き、グループ会社の企画・管理業務、不動産管理を行っております。子会社も含めると多角的に事業展開しておりますが、もともとは紙製品を中心に取り扱う卸売業として1922年5月に創業しました。国内の一次代理店の中ではメーカー系列に唯一属さず、独立系ならではの立ち位置を生かすことで商品・サービスを幅広く取り揃え、お客様や社会からのご要望にお応えしてまいりました。
そして2022年5月に創業100周年を迎えたことを機に、グループ経営方針(理念/ビジョン)と各社方針(パーパス/ミッション2030)を制定し、新たな一歩を踏み出しました。
私たちはグループ各社が「未来を切り開く価値創造企業」であり続けることで、人と地球が調和する ”持続可能な社会”を実現できると考えております。そのためには既存事業に加え、時代の要請に合わせて新たな事業を展開する必要があります。各社の事業の根幹に「地球に優しい経営」を据えて、さらにはシロキグループと関わりのある全ての方々とともに「オンリーワンを目指す経営」「変革に挑戦する経営」「人が活きる経営」に取り組んでまいります。
導入のきっかけや効果
太陽光発電システム導入の最大の理由は「グループビジョンとの合致」です。また「昨今の電気代の高騰」という外的要因にも後押しされたこともあり、2023年4月に導入を決定しました。
太陽光が生み出す再生可能エネルギーを活用することは、グループビジョン「地球に優しい経営」と非常に親和性が高いことは分かっていました。ちょうど導入検討を進めていた時期に、国際的な政情不安に起因して急速な円安と燃料価格の高騰が進み、電気代の削減が経営課題としてクローズアップされつつありました。「グループビジョン」と「経済的なメリット」を長期的な視点で両立させる最適な手段、これこそが太陽光発電システムの導入だったのです。
導入後は、使用電力量の70%以上を太陽光発電システムからの再生可能エネルギーへ転換できました。これにより外部購入時の最大需要電力が大幅に引き下がったため、今後の電気代削減が期待されます。なお、購入電力の価格は様々な外部要因に左右されるため一喜一憂せず、太陽光発電システムによる需要電力の引下げや省エネ活動など、自社で出来ることを着実に取り組んでまいります。
スマートブルーを選んで良かった理由
太陽光発電システムの検討から導入決定、設置工事&稼働まで、弊社の場合はFIT申請も必要だったこともあり約1.5年を要しました。そこに設置後の運用保守も含めると、非常に長いお付き合いになります。こうした太陽光発電システムの設置提案や保守体制はもちろんのこと、スマートブルーさんの電力小売事業者としての経験や営農型発電などの事業の多様さ、国の動きや補助金などに対する知見などの「総合力」の高さに惹かれました。最終的には7社様から提案を頂きましたが、その中からスマートブルーさんにお願いすることになりました。
【理由(その1)】営業担当者さんの丁寧&クイックな対応
太陽光発電システムの導入は弊社としては初めてでしたし、稼働開始までの期間も長かっ
たので少し不安な気持ちもありました。しかし営業担当者さんが、弊社からの色々な質問
や要望に対して真摯に向き合い、一つひとつに確実にお答えくださいました。そうした対
応のお陰で安心してお任せできるなと感じました。
【理由(その2)】スマートブルーさん(営業&工事)と協力会社さんの連携の良さ
初回提案から設置工事&稼働の一連のやり取りで感じたのは「連携の良さ」でした。
それは社内の関係部門だけでなく、現地工事を担当してくださった協力会社さんにも言え
ることです。営業担当者さんを基点として良好な関係構築が出来ていたからこそ、非常に
スムーズにプロジェクトを進められました。
【理由(その3)】太陽光発電システム事業者としての豊富なノウハウ&情報
太陽光発電システムは、設置場所だけを見ても野立て・屋根上・営農型など多岐にわたり
ますし、電力小売自由化や補助金情報、新技術による市場拡大なども含めるとマーケットの動きか
ら目が離せません。それぞれの事業領域に事業者として自ら取り組み、ノウハウ&情報を有する
スマートブルーさんはとても頼りになります。
社会から求められることに事業を通じて貢献したい
「持続可能な開発目標(SDGs)」が国連加盟国で採択された2015年9月以降、サステナビリティ(持続可能な取り組み)に対して社会的な関心が着実に高まっております。こうしたなか、弊社は2022年9月にサステナビリティ委員会を発足させ、2024年8月にはグループCSR推進室を新たに設置しました。
これまでは、今回の太陽光発電システム導入やシロキコーポレーション株式会社が進める「遮熱塗料ミラクールの施工」のように、ESGのなかでも特に「E(環境)」に直結する取り組みが多かったのですが、これからは「S(社会的課題の解決や地域貢献活動)」や「G(人材育成やガバナンス)」にも注力していこうと考えております。
「社会の一員として、弊社やグループとして出来ることは何か?」
今後も様々な角度から検討を重ね、社会から求められるシロキグループを目指してまいります。
■グループWebサイト
https://shiroki.com/
■サステナビリティ(基本方針)
https://shiroki.com/sustainability/
■サステナビリティ(主な取り組み)
https://shiroki.com/esg/