お客様インタビュー|叶精工株式会社様(機械加工)|静岡県沼津市

お客様インタビュー 更新日: 2025.07.07

お客様インタビュー|叶精工株式会社様(機械加工)|静岡県沼津市

 


大型部品加工のエキスパート
機械加工技術で未来を「叶える。」


(代表取締役社長)狩野 哲 様

中型部品から大型部品の機械加工のエキスパートである叶精工株式会社様。この度、昨今の電気代高騰によるコスト増を抑制するために、自家消費型太陽光発電を導入いただきました。
代表取締役社長の狩野様に、導入検討に至ったきっかけや今後の方針についてうかがいました。

 

事業紹介

中型部品から大型部品までの機械加工を得意とする機械加工専門メーカー。門型五面加工機、門型マシニングセンタなどの最新鋭マシンを導入し、幅広い分野に製品を提供している。業務内容はマシニング加工に留まらず、協力会社とともに材料の手配、製造加工、ターニング加工、熱処理、表面処理、研削加工、小型部品加工、組立までの全工程を一括で請け負う体制を構築している。

「確かな品質のものを、期日通りに納める。」という基本理念を掲げ、以下の取り組みを推進する。

叶精工株式会社様|自家消費型太陽光発電事例本社工場

期日通りに納める工程管理

多品種・少量生産において煩雑になりがちな工程管理に、最新の生産管理システムを導入。大物から中物の部品加工を一品から量産まで対応するなかで、納期までに確実に納品する体制を整えている。

確かな品質を約束する品質管理

品質マネジメントシステムISO9001:2015を取得し、製品の品質を継続的に評価および改善する仕組みを整備している。また、製品の検査を専門に行う検査部門を設置。全品検査の実施で、確かな品質の製品だけを納品している。

オークマMCR-A5CⅡ8200|叶精工【導入設備】オークマ MCR-A5CⅡ(叶精工様ご提供)

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導入のきっかけ-電気代の高騰と助成制度のタイミングが合った

(スマートブルー担当者 以下、SB担当者)
本日はお時間をいただきまして、ありがとうございます。また、導入後のインタビューにもお答えいただけるということで、大変感謝しております。初めに、導入を検討されたきっかけについて、うかがえればと思います。

(叶精工株式会社 代表取締役社長 狩野様 以下、狩野様)
はい、こちらこそありがとうございます。

基本的には電気代の値上がりが一番の要因で、なんとか改善できないかと考えていました。太陽光発電の導入以前にも、その時々で安い電気料金プランを提供している電力会社に乗り換えたりと、高騰する電気代を少しでも抑える努力をしてきました。ただ、それでも電気代は結構大きな金額で、削減幅よりも値上がり幅の方が大きい状態でした。

そうした背景があって、太陽光発電の情報を集めてみると、補助金がちょうど出ていたり、即時償却もできたりということでしたので、補助金を使いつつ節税もできればタイミング的にも良いと判断しました。

(SB担当者)
ありがとうございます。電気代の高騰による事業活動への影響は大きいのでしょうか?

(狩野様)
事業活動へは、そこまで大きな影響はありません。ただ、事業を行う上での固定費はかからないに越したことはありません。業界としても電気代は比較的かかる方で、弊社は機械設備が大きいこともあって、使っている電気量は大きいと思います。

叶精工株式会社様|自家消費型太陽光発電事例狩野様

 

要望にすべて応えていただけて、コスト面も他社より優位だった

(SB担当者)
弊社へはWEBサイトからお問い合わせをいただいたかと思うのですが、弊社を知ったきっかけはどういった経緯でしょうか?

(狩野様)
手当たり次第にネットで探していて、一括見積りも登録してみたのですが、一括見積りでいただいた見積りは、基本的に遠い会社さんばかりでした。何かあった際の緊急対応などの導入後のことも考えると距離的に近い方が良いなと思いまして、その後に静岡県内の会社さんを中心に探していたところ、スマートブルーさんがヒットした形ですね。

(SB担当者)
ありがとうございます。一括見積りの方からも見積りを取られた中で、最終的に弊社にお任せいただいた要因と言いますか、ご提案の中で良かった点などありますでしょうか?

(狩野様)
そうですね、こちらから色々と提案というか要望させていただいたかと思うのですが、最終的にそういった要件をすべてクリアしていただいたことが大きいですね。

加えて県内の会社さんという点も良かったです。初めに「容量をもっと増やしたい」とか「売電はできるのかな?」みたいな要望をさせていただいたかと思いますが、すべて対応いただいて、金銭的にも満足のいくものでしたので、トータルでスマートブルーさんにお願いしたという形ですね。

(SB担当者)
ありがとうございます。担当冥利に尽きるお言葉をいただけて嬉しいです。
他社さんと差が出た部分については、対応の速度でしょうか?あるいは内容だったり、コスト面も大きかったでしょうか?

(狩野様)
全体のコスト感が大きいですね。他社に比べてよく抑えていただきました。

 

レスポンスの早さが信頼につながった

(SB担当者)
恐縮なのですが、私が入社一年目で担当させていただいたこともあって、至らなかった点もあったかと思うのですが、その辺りをおうかがいできますか?

(狩野様)
いえ、そんなことはなく、いつもレスポンス早くやっていただけたと思います。「確認して欲しい」と連絡を入れたら、すぐに返答をいただけてありがたかったです。

強いて気になった点を挙げるとすると、発電開始のための最終確認が予定よりも延びてしまったことですかね。これはスマートブルーさんのせいというわけではないと思いますが、8月ぐらいの晴天が多い時期に、ギリギリ発電開始できるかなという思惑もあったので、そこが少し残念な点だったと言えるかもしれません。

その点以外はトータルで見ても本当にスピーディにやっていただけたと思っています。ありがとうございました。

(SB担当者)
そうですね。。売電手続きのこともあって、使用前自己確認が遅れてしまった点は、もっと改善できたかもしれません。
工事期間としては1ヶ月半程度でしたが、その間の停電作業であったり導入時の不安だったりはございましたか?

(狩野様)
工事の不安は正直ありませんでした。というのも、すでに屋根貸しで太陽光発電を載せていることもあって、ある程度勝手がわかっていました。メンテナンスも6年前からお願いしていますが、特に大きな不具合や改修をした形跡もなく、強いて言うならば、何年か後に雨漏りとかしなければ良いなと思いますね。

(SB担当者)
承知しました。ちなみに、その屋根貸しはどういった経緯で始められたのでしょうか?

(狩野様)
営業電話がかかってきまして、屋根を貸す弊社の手間は一切なく、貸すだけで電気代の数%を年間でお支払いするのでデメリットは何もありません、あわせて屋根も塗装してくれるという話を受けました。
当時の太陽光発電は今と比べてまた高価だったと思いますし、売電も下火になっていたこともあって、導入するメリットがない、もう遅いんじゃないかと思っていたのですが、屋根を貸すだけで年間でいくらかでも売電益が入ってくるのであればやってみようか、と始めたと思います。

ただ、今は売電ではなくて自家消費がトレンドになってきていて、金銭的にもメリットがあるお話だと思います。

(SB担当者)
その後に工場を増築されて、今回の太陽光発電を設置されたと。

(狩野様)
そうですね、その分の屋根スペースが広がったことと、既存の屋根にもまだスペースはあったので、今回は目一杯に載せていただきました。

叶精工株式会社様|自家消費型太陽光発電事例太陽光パネル

 

今後はカーボンニュートラルへの視点も

(SB担当者)
太陽光発電を導入される経緯として、電気代の高騰や脱炭素というお話もいただくのですが、その辺りはいかがでしょうか。

(狩野様)
もちろん脱炭素への関心もありますが、まだ弊社には取引先からCO₂の具体的な削減要請は来ていなくて、協力をお願いします程度のお話しです。ただ、今後はそういった具体的な要請が出てくると思いますし、今のうちから始めておくことはありかなと思っています。

(SB担当者2)
今お話しを聞かせていただいて気になった点が、私が今回のように太陽光発電を導入いただいたお客様へのインタビューに同行する機会が多くて、特に製造業様が多いのですが、社長さんが皆さん若くてですね、当初の私のイメージは年配の方が多いのかなと思っていたのですが、実際はそうでもなくて。その辺りは何か傾向などあったりするのでしょうか?

(狩野様)
おそらく代替わりをしているのだと思います。先代の社長が父親だったりして、弊社もそうなのですが、そこで代替わりをしていると思います。

インタビューをされていて比較的若めの社長が多いということは、今後を考えた時に太陽光発電を検討する方たちが多いのだろうなと思います。
年齢的に上の方になってくると、新しいことはなかなか始められないでしょうし、太陽光発電という発想も出てこないのではないでしょうか。逆に言えば、若いからこそ太陽光という発想が出てくるような気がしますね。だから、基本的に製造業に若い人が多いというよりも、若い人が太陽光を考えるということだと思います。

(SB担当者2)
ありがとうございます。そこは社長様同士での横のつながりで、同じようなお話しをされたりするのでしょうか?

(狩野様)
しますね。中小企業の組合のようなものがあります。そういう場で社長同士、次期社長の方たちが集まって、そういった話はもちろんあります。全然ありますね。

(スマートブルー株式会社 代表取締役 塩原 以下、SB塩原)
どの会社様も採用の件だったり、今は建前だけど、カーボンニュートラルに対して今後どう向き合っていくかというところは、実はすごく関係性があると思っていまして、製造業の皆様から「導入したのはいいものの、社内外のアピールどうしていこうか」と相談されることも多くあります。
若者の採用を考えた際に、そこのアピールをしている会社とそうでない会社とでは、その有無が単純な差として表れてきます。

太陽光発電にプラスアルファの未来志向の情報を付け加えるイメージです。

今回、太陽光発電を導入されたことが第一段階として、次は情報を発信していく段階と捉えた際に、リアルタイムの発電量をモニターで常時見えるようにしたり、イメージポスターを作ってみても良いと思います。弊社としても、今後はそういった面でのご協力の体制も整えていきますので、ご相談いただければありがたいですね。

また、今後はいずれにしても脱炭素ですね。2050年はまだ先のこととは言え、おそらく製造業さんが先行されて2040年くらいには、サプライチェーンを含めて7~8割程度の製造業の会社さんが脱炭素をすることになろうかと予想しています。
完全な脱炭素のためには、工場の敷地内への太陽光発電の導入だけでは難しいと言われていまして、自社の敷地以外の空き地への導入であったり、蓄電池を入れて余剰発電もうまく活用していったり、そんな取り組みの必要性も出てきます。

最終的には、電気は「同時同量」の原則のもとで取引が行われていますが、そのリアルタイム市場をうまく活用して、安い時間帯の電気を買って蓄電池に蓄えて、電力需要が増す夕方に使ったり売ったりして利益を出していくような、そうしたビジネスも今後はより活発になっていくと考えています。

(SB担当者)
今回の太陽光発電の導入が、社内外への情報発信ですとか脱炭素への取り組みのきっかけとなりましたら、私としても嬉しく思います。

お時間になりましたので、本日はこの辺りで終了できればと思います。
本日はお忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございました。今後も色々な面でサポートをさせていただければと考えておりますので、引き続き宜しくお願いいたします。

(狩野様)
ありがとうございました。こちらこそ、今後ともお願いいたします。

叶精工株式会社様|自家消費型太陽光発電事例(左)塩原、(右)狩野様